NO.30043 伊万里色絵 蝶文5寸皿(1客) 初期赤絵

寛文時代、古九谷の後期から柿右衛門に移行する時期の色絵皿です。 この時代の色絵を「初期赤絵(色絵)」と呼ぶこともあります。見込み内側の円形状の 黄色い部分は釉薬を剥いで絵付けをしていますが、「初期赤絵(色絵)」に良く見られる技法です。 また柿右衛門の「濁し手」をおもわせるような真っ白な磁器の色も特徴です。 口縁に小さな土切れ(窯キズ)がありますが、問題にするような瑕はありません。