「古伊万里染付図譜 一八世紀の器皿を中心に」著者:倉石 梓

写真が豊富で焼成年代の推定や収集の参考にもなる古伊万里染付のハンドブックとして2000年6月刊行されました。多くの人に愛好されながら、それゆえに雑器として軽視されがちな一八世紀の古伊万里染付に、初めて体系的なアプローチを試みたものです。655点の器皿(皿、なます鉢、鉢)を「古伊万里様式」「新様式」「白抜様式」の三様式に区分し、各々の意匠と裏銘、技法の特徴等を客観的に検証しながら、その製生年代までも明らかにします。多彩な文様と確かな技法で幅広く親しまれ、愛されている古伊万里染付の、いまだ知られざる側面に迫る資料として、座右に置きたい図録です。
\2,000+税 著者:倉石 梓、B5判・並製、136頁(内カラー8頁)写真約670点(+裏銘写真655点)

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ちなみに、著者の倉石氏は知り合いでございます。読後の感想やご意見などをお寄せいただけますと幸いでございます。

この度、『番外編』 を本ページにて掲載することになりました。
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